楽器・音響機材・AV機器用品
- 調査の効率化
- 公開日
- 2020年07月09日 11:00
導入の目的
もともと手作業で価格調査と値決めをしていたのですが、このままずっと人力で続けていくことに限界を感じて、システム導入を検討することになり価格調査と更新ツールを探すことになりました。
導入前の課題
当店は取扱商品数が多いので、価格調査を手作業で全て行うには途方もない時間と人数がかかっていました。
5名で頑張っていたのですが、1日で調査できるのはせいぜい300点程度でした。
その中でも注力商品を中心に価格調査をしていたため、掲載してからずっと価格が変わっていない商品が数多く残っていました。
販売当初はそれでも売れるのですが、次第に購入されなくなってしまうので、市場価格に合わせた値決めの必要性を感じていました。
他にも問題があり、ある時から当店が価格を変更すると、競合店舗がすぐに価格を合わせてくるようになり、こんなに苦労して手作業で調査して値決めをしているのに危機感を覚えていました。
導入を検討するにあたって、これまでは複数店舗の運用を5名で担当していたのと、自動価格更新と自社システムとの連携が必須であったため、一気にシステム化することに対して各担当も不安に思っていました。
バリュースさんから、最初は1店舗から導入を検討して、運用が問題なければ、複数店舗の運用に切り替えることをオススメします、とアドバイスいただいたこともあり、価格.comから価格調査と1店舗の自動価格更新を導入して、自分たちで本当に使っていけそうかテスト運用しながら判断することにしました。
プライスサーチへの商品登録や価格調査条件の設定をする必要がありましたが、当店で扱っている商品はJANコード、型番があるので、設定は想定よりも簡単できました。
システムに関してあまり詳しくなかったので不安でしたが、各店舗との連携やカートの連携方法など、丁寧にサポートして頂いたおかげで想定よりもスムーズに連携することができ、テスト運用で問題ないと判断し導入を決めました。
導入後の効果
価格comの運用が効率化できたことで、大幅に業務が効率化できたことを実感しました。
さらにAmazonとYahoo!ショッピングを調査先サイトに追加することなり、バリュースさんにお願いをして、無料体験でのテスト期間を2ヶ月ぐらい使わせてもらい、追加で導入しました。
現在の運用としては、自動価格更新まで利用していますが、
「下限更新価格に到達している商品はないか」
「誤った競合に追尾していないか」
「販売店舗数の増減はないか」
など、定期的にチェックするようにしています。
そうすることで、市場の全体感を掴むことができています。
注力商品は、当店が最安値の順位にいない時は、各担当者へアラートメール通知が届くよう設定しているので、すぐに分析と対策をスピーディーに行えるようになりました。
プライスサーチを導入したことで値決め業務の運用方針がしっかり構築され、システム化によって人の手が空くようになったので、価格以外のコンテンツを充実させるなど、リピーターを獲得するための施策に時間を使えるようになりました。
もともと商品が好きないわゆるオタクな社員が多いので、お客様が商品購入で不安・悩みがちなポイントを、商品説明文や動画で詳しく紹介することに力を入れています。
スタッフブログを見て、商品のお問い合わせをしてくださるお客様も多くいらっしゃいます。そのお陰もあってか、リピート率が導入当初と比較して140%UPしています。
また、定期的にバリュースさんのカスタマーサポートの方からご連絡をいただいて、当店にとって最も良い運用方法を一緒に考えてくれるので、とても助かっています。
今後も適正な価格と他社に無い充実したコンテンツを強みにして、継続的なリピーターの獲得や新しいユーザーを獲得していきたいと考えています。
取扱ジャンル | 楽器・音響機材・AV機器用品 |
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調査商品数 | 3,000点 |
調査サイト | 価格.com(導入時)→ 価格com、Amazon、Yahoo!ショッピング(導入後) |
オプション | 価格自動更新機能(価格com1店舗) 調査頻度 1日1回(導入時) → 1日5回(導入後) |