ペット用品
- 調査の効率化
- 公開日
- 2020年05月12日 23:43
導入の目的
これまでは、自社運営サイトで主に売上作っていたのですが、より売上を伸ばすためには、出展しているAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングといったモールでの価格調査と値決めを強化する必要がありました。
主に100〜200商品の掲載順位や価格情報などを1商品づつ手作業で行っていたのですが、担当者の異動や退職などによってできなくなったりするので、どうにかしないといけないと思っていたところ、プライスサーチのことを知りました。
主に調査していたのは「商品価格」「送料」でした。
調査にかかっていた時間は、楽天など1サイトあたり1商品/1分なので、30商品で大体30分はかかっている計算になります。
色々と調査ツールを調べていた中でも、「送料」を取得できるサービスが見つからず、プライスサーチで取得できることが分かったのが大きいです。
導入前の課題
キャンペーンやセールにあわせて、この商品はこの期間は最安値で勝負する、などの価格決定を行っていました。
これまでは手作業で調査できる商品数も限られていたので、実施時期の人員が確保できないと、勝負したい商品で価格決定ができないケースが多々ありました。
プライスサーチをテスト運用している中で、調査したデータを自社のマスタデータと付け合わせる作業に最初戸惑いましたが、運用を決めたことによって活用できています。
自社サイトの価格は、弊社を知っていて継続的に購入してくれるユーザーも多いので、モールよりも高めに設定してます。
モールの方が、ユーザーも最安値順からソートして、価格から購買判断するケースが多いので、各モールのキャンペーンやセールに合わせて、
なるべく1ページ目に入る順位で価格決定をしています。
導入後の効果
毎日プライスサーチがまとめて500商品の情報を自動で取得してくれるので、調査する商品を入れ替える以外の手間は殆どなくなりました。
最安値の戦略だけだと事業収益としては厳しいので、モールの戦略で言うとユーザーが検索するキーワードを気にしています。
キャンペーンがあるときに購入ユーザーに検索される該当のキーワードをちゃんと付けて、自社の商品ページが引っかかるように設定するようには気をつけています。
自社サイトの戦略としては、新規のお客様はリスティング広告で集客して、リピーターの方向けにはポイントやクーポンでよりお求めやすいようなキャンペーンなどを行っています。
メルマガの方も毎日配信して、様々なキャンペーンを用意しています。
モールの価格も若干は気にするのですが、販売価格まで下げると利益が残らないので、価格は高めに設定しつつ、ポイントやクーポンの価格以外ところの値引きで戦略を組んでいます。
プライスサーチ では、過去データもオプションでレポートできるので、現在と1年前の価格を調べて、仕入れる商品の参考にするなど分析用途にも活用したいと考えてます。
今後は、自社サイトでの集客を強化すると共にモール側での収益や商品数を増やすなどの売上UPにも取り組んできたいと考えてます。
取扱商品 | ペット用品 |
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調査商品数 | 500点(全体で約5,000点) |
調査サイト | Amazon、楽天市場、Yahooショッピング! |
オプション | 過去データの出力機能 |