
Amazonでの販売を考えているECサイトの担当者にとって、「大口出品」と「小口出品」の違いを理解することは非常に重要です。両者にはそれぞれのメリットとデメリットがあり、販売戦略に応じて最適なプランを選ぶことが求められます。本記事では、Amazonの大口契約と小口契約の特徴を詳しく解説します。
大口出品の特徴
1)大口出品のメリット
1.在庫ファイルを利用した一括での商品登録が可能
一括で大量の商品を登録することができます。これにより、時間と手間を大幅に削減できます。
2.各種レポートの取得が可能
売上レポートやアクセス数など、さまざまな分析レポートを取得できるため、ビジネスの戦略的な判断がしやすくなります。
3.カートボックスの獲得
カートボックスを獲得することができ、これにより購入の機会が増え、売上の向上が期待できます。
4.新規商品登録(出品)の違い
基本的には相乗りでの出品となりますが、オリジナル商品やAmazonでまだ販売されていない商品がある場合は新しい商品ページを作成することが可能です。
5.出品者側で配送料の設定が可能
出品者が自由に配送料を設定できるため、より柔軟な価格設定が可能です。
6.決済方法の多様性
クレジットカード、Amazonギフト券、Amazonショッピングカード、コンビニ払い、代金引換、Edy払い、請求書払い、携帯決済など、多様な決済方法に対応しています。
2)大口出品のデメリット
月額料金がかかる
大口契約には月額の固定費用が発生します。この費用をカバーするためには、一定の売上が必要です。
小口出品の特徴
1)小口出品のメリット
1.固定費用がかからない
小口契約では月額の固定費用がかからず、コストを抑えることができます。
2.個人情報の開示が少ない場合がある
小規模な販売では、必要な情報の開示が少なくて済む場合があります。
2)小口出品のデメリット
1.出品できる商品カテゴリの制限
時計、コスメ、ジュエリー、ヘルス&ビューティー、アパレル・シューズ・バッグ、食品&飲料、ペット用品など、一部のカテゴリに対して出品が制限されています。
2.出品数の制限
月に49商品までしか出品できません。そのため、多くの商品を扱うには適していません。
3.カート獲得ができない
Amazonでの売上向上に重要なカートボックスを取得できないため、販売のチャンスが限られます。
4.配送料金や日時指定の制限
配送料金や日時指定は基本的に規定のものしか選択できません。
5.決済方法の制限
クレジットカード、Amazonギフト券、Amazonショッピングカード、請求書払い、携帯決済など、利用可能な決済方法が限られています。
6.新規商品登録の制限
小口出品では新規出品で新しい商品を売り出すことができず、既存の商品ページに相乗りする形となります。
7.法人向け販売ができない
法人向けの販売には対応していません。
大口出品と小口出品の選び方
大口出品と小口出品の選び方は、以下のポイントを考慮するとよいでしょう。
1)取扱商品の数
大量の商品を扱う場合や、頻繁に新商品を追加する場合には大口契約が適しています。一方で、少量の商品を取り扱う場合や、初めての出品でリスクを抑えたい場合には小口契約が適しています。
2)販売戦略
カートボックスの獲得や配送料の自由設定が重要であれば大口契約を選びましょう。逆に、固定費用を抑えたい場合や、限られた商品カテゴリでの出品を検討している場合には小口契約が有利です。
3)費用対効果
大口契約には月額費用が発生するため、売上が一定以上見込める場合に選ぶべきです。初期投資を抑えたい場合には小口契約から始め、徐々に大口契約へ移行する戦略もあります。
まとめ
Amazonの大口出品と小口出品にはそれぞれのメリットとデメリットが存在します。自身のビジネスモデルや販売戦略に応じて、最適な出品プランを選ぶことが重要です。Amazonの出品プランをしっかり理解し、効果的な販売を目指してみてはいかがでしょうか。
この記事では、Amazonの大口出品と小口出品について詳しく解説しました。皆様のビジネスに役立つ情報を提供できたことを願っています。また、価格調査ツール「プライスサーチfor小売」でAmazonの調査を利用する際には、Amazonの大口出品でのご契約が必須となります。プライスサーチを活用することで、競合の価格動向を把握し、より効果的な価格設定を行うことができます。Amazonでの成功を目指して、ぜひご活用ください。