- 日用品・雑貨
- 公開日
- 2025年11月07日 12:25
株式会社タツフト様は、店舗などでディスプレイを用いて映像を流すデジタルサイネージと、家庭用品として洗濯機や冷蔵庫の下に敷くゴムマットを開発・販売されています。
特にゴムマットに関しては家電量販店2,000店舗以上に置かれるなど、家庭用品分野で売上を伸ばしています。
本記事ではプライスサーチを導入し、ブランド価値や正規販売店との信頼関係を築く仕組みづくりが実現された事例をご紹介します。
プライスサーチ導入前の課題
- 価格競争の連鎖で収拾がつかない状態に
- 仕入れ先が不明な店舗による不正確な出品があり、顧客が混乱していた
- 正規販売店の信頼とブランド価値を守る必要性が高まっていた
プライスサーチ導入後の効果
- どの店舗が、いつ価格を変更したかを可視化し、原因分析が可能に
- 価格崩れや不正出品の早期発見・迅速対応が可能に
- 正規販売店や顧客への信頼を損なわない仕組みづくりに成功
株式会社タツフト 営業部 池田様
価格競争の激化で生じた混乱とブランド毀損
製品の販売店舗が増えるにしたがって、価格の変動が激しくなりました。
特にECサイトにおいてはA店が価格を下げたらB店も下げる…という形で値下げ競争が起こり、収拾がつかない事態になっていました。
更に、非正規の店舗が不確かな情報のままECに出品している事態も起こり、正規の販売店やお客様に混乱を招き、ご不便をおかけする状態でした。
価格崩れの原因を特定し、正規販売店を守るために導入を決断
値崩れや仕入れ先不明の店舗が乱立する中、通常売価で販売している正規の販売店様からのご連絡が増えました。
これ以上店舗・販売店様やお客様にご迷惑をかけられないと思い、価格を下げている店舗の特定のため導入を決定しました。
設定後は自動でデータ収集するため、少人数での運用を実現
弊社は社員数7名ほどの小さな会社です。日頃の営業や広報業務などやることがたくさんある中で、設定さえしておけば自動でデータが集まることを社内に共有しました。
基本的には主担当として私がデータを確認し、エクセルで抜き出したデータを必要に応じて同じ家庭用品チームのメンバーに共有しております。
店舗ごとの値下げタイミングを可視化し即座に把握
店舗がどのタイミングで価格を下げたのかがデータで把握できるようになり、今後の対策について考えられるようになりました。
また、仕入れ先が不明な店舗の多くはAmazonや楽天で通常売価を大きく崩して出品することが多いため、アラート機能で検知したら、問い合わせメールを送って確認を取るなど、迅速な対応が取れるようになりました。
値崩れを検知し、正規販売店を守ることが可能に
通常売価を大きく下回るような価格変動が起きたとき、何日の何時に起こったのかデータとして把握ができることが、プライスサーチを導入した大きなメリットでした。
価格変動が起こってもすぐに対処できるようになることで、結果的に通常売価で販売している正規の販売店様を守ることができるようになりました。
類似する課題を持つメーカーへ向けて
自社製品のブランドを守るために導入しましたが、日ごろ人力で行っていた作業が自動化でき、とても助かっております。
少数精鋭で運営している会社こそ、手間の削減で導入すべきツールだと思います。
どこで買っても安心できる購入環境づくりへ
株式会社タツフトはニッチでありながら、高品質な製品の提供をしております。
ゴムマットは製品の特性上、転倒や落下の防止など安全面で注意していただきたい点についても発信する義務があります。
引き続きプライスサーチを使うことで、どこで製品を買っても安心してお使いいただけるような環境作りをしていきたいと考えます。
価格調査の内容
| 取扱商品 | ゴムマット、デジタルサイネージ |
|---|---|
| 調査頻度 | 1日4回 |
| 調査商品数 | 20点 |
| 調査サイト数 | Amazon 楽天 Yahoo!ショッピング au PAY マーケット Qoo10 ヨドバシ.com ビックカメラ コジマネット ヤマダウェブコム ソフマップ ケーズデンキ エディオン |
